2008年07月05日

資本主義が限界まで来ている

石油と穀物が急騰して大変な騒動なんだが、おいらが前から言ってるように、コレって、単なるインフレなわけだ。

アメリカではせっせとドル札を印刷しているんだが、いくら刷っても不良債権てヤツがみんな食い散らしてしまうので足りないらしい。

ドル資金は過剰で、その余剰マネーが原油や穀物相場を押し上げて世界を混乱に陥れているというのに、グローバル金融市場では不足する。

ということは、経済を円滑に回転させるマネーがまるで人体に巣くう癌細胞のような病巣部分に吸い上げられ、本来流れ込んでいくべき正常細胞に流れていないというわけである。そこでFRBが欧州中央銀と組んで大量の輸血を繰り返している。

結局、とてつもない規模の余剰資金が証券市場にもどってくれば、金融機関の金回りがよくなるというわけで、証券市場の要であるニューヨーク株式市場の回復が待たれるわけだ。

ここんとこ、商品相場がちょっと落ち着いたと思ったら、今度はNYでも東京でも株式市場が高騰したりして、なにゆえに好材料がないのに株が騰がるのかといえば、そら、他に運用の場がないからで、カネを撒けば撒くほど、必要なところには回らず、「楽して儲けたい」相場にまわる。もうね、資本主義が限界まで来ているわけだ。

カネがどんどん紙切れになって行く。紙切れでは食い物は買えない。なので、穀物相場が高騰しているんだが、マネーが世界で織り成す「潮目」をウォッチすることを仕事にしてから早いもので3年が経つ。

その中で見聞きしたことを基にすれば、商品市場の高騰など、先物マーケットでの仕掛け以外の何物でもないことがよく分かるのだ

事実、この電話の直後、国連は緊急に食糧問題を話し合う会合を6月に開催することが決定。世界中が大車輪で動き出し、穀物価格は調整し始めた。

このままでは世界中で飢え死にするヤツが大量に出てくるというので、さすがに欲深なユダヤ人たちも慌てているわけだ。奴隷が死んでしまっては元も子もない。まぁ、自分が働かないで他人のカネを奪おうというんだから、そんな手口はいつまでも続かない。

自分で自分のクビを絞めてるようなもんで、そういえばかつて石油ショックで荒稼ぎしたのはいいんだが、おかげで日本では省エネ技術が進んで、かえって石油の消費量が減ってしまう、なんて事もあったわけだ。

なので、程良いところで相場操縦やめないとメシのタネを潰してしまうわけだな。で、石油も下がり始めていると、元外交官の原田武夫さんちのサイトで言ってます。
「あのイスラエルさえもが中東和平を望んでいる。イラン問題も軟着陸し始めた今、もはや中東和平を遮るものはなく、地政学リスクは大幅に低減している。原油価格の調整は間近だ」

そして4月末。原油価格はゆっくりと調整し始めた。明らかにマーケットは国際政治の現実をしっかりとウォッチし、仕掛けがなされていたのである。

イランと戦争、するすると言いつつ、結局やらなかったわけだ。あれだけ大騒ぎしたのに詐欺みたいなもんだが、イランはホルムズ海峡を押さえているので、ウッカリ攻撃なんかしたら世界中が石油パニックで崩壊してしまう。

石油タンカーは、なんせ、中身が石油、ムスリムお得意の自爆テロでモーターボートに爆弾積んで突っ込むだけで大炎上するので、ぜひ一生に一度くらいはそういう景色を見たいもんだが、実際、そんな事になったら大変、さすがにアメリカもそこまでは出来ないわけだ。そこまでやれば、日本の水素文明転換も早まっていただろうに、惜しいね。

ところで、食糧危機なんだが、特に困るのは換金作物に特化した地域だ。たとえばフィリピンなんだが、アメリカ人に食わせるバナナやパイナップル栽培に特化してしまい、自分たちの食う米が足りない。なのでタイあたりから輸入するんだが、米が値上がりして果物は値上がりしないので大変に困るわけだ。まぁ、フィリピンはアメリカの植民地なので仕方ないんだが。で、もちろんタイにも貧乏人はいるのでデモ騒動とか起きているらしいが、タイは世界一の米の輸出国で、もともと米なんかタダ同然だったので、値段が倍になったんだが、たいした影響はないわけだ。むしろ農村はウハウハだろう。

で、
 デシューター氏は世界銀行(World Bank)と国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)が「農業への投資の必要性を過小評価してきた」といい、特にIMFに対しては負債を抱える途上国に食糧自給を犠牲に換金作物の生産と輸出を求めてきたとして非難した。

 食料高騰により10億人の生活が影響を受けているとされるアジアでは、メーデー(May Day)にあたる1日、フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイなどで労働者らが価格上昇に抗議して暴徒化する騒ぎが起きた。

 専門家は今回の食料価格の高騰が、各国による貿易制限、食生活の変化による需要ひっ迫、天候不順、トウモロコシなど一部の穀物のみに依存するバイオ燃料の生産拡大、原油価格高騰による輸送費上昇など複数の要因が重なって起きたと説明している。

というわけで、穀物相場のインチキ操作で金儲けしようとすれば、欧米の植民地的な地域ほど、影響が大きい。ベトナムとかタイなんかの米輸出国はむしろ大喜びだったりするわけで、やっぱり世の中、そう簡単にユダヤの操縦通りには動かないモノなのだった。
posted by 伊藤園 at 02:51| Comment(0) | ユダヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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