2008年07月06日

外貨準備高

欧米終了のお知らせ、といった雰囲気なんだが、例の、アレだ、G7なんだが、サブプライムローン対策に有効な提言が出てこなかったというんで株が大暴落しているようなんだが、その件についてぐっちーさんが面白い話をしてます。というのも、外貨準備高について、なんだが、

週末G7が閉幕。およそのことは日経の社説を読んでもらいましょ。要は、まあ、サブプライム問題がついにG7でも取りあげられた、という象徴的な出来事ということですね。ただしこの記事も肝心なことが抜けている。つまり、
何かが起きたときにこの面子では何もできないということです。特に被害が為替に及んだ場合は完全にレームダックだと思う。

なぜ、世界の覇者たるG7が「この面子では何もできない」と言われてしまうのかというと、下のリストを見てもらえば分る。

1 中国 1兆4336億ドル
2 日本 9,456億ドル
3 ↑ ロシア 2,770億ドル
4 ↑ 韓国 2,752億ドル
5 ↓ ユーロ圏 2,590億ドル
6 ↓ 台湾 2,534億ドル
7 インド 2,477億ドル
8 ↑ シンガポール 1,524億ドル
9 ↓ 香港 1,408億ドル
10 マレーシア 982億ドル
11↑ タイ 807億ドル

10位までの計で、約3.8兆ドルだ。ちなみに去年はコレ。

1 中国 8,536億ドル
2 日本 8,500億ドル
3 台湾 2,534億ドル
4 ユーロ圏 2,121億ドル
5 韓国 2,089億ドル
6 ロシア 1,659億ドル
7 インド 1,389億ドル
8 香港 1,227億ドル
9 シンガポール 1,150億ドル
10 マレーシア 730億ドル

やはり10位までの計で、約3兆ドル。軽く考えても、1年間で8000億ドルの増加なんだが、この外貨準備高の増加って、どこから湧いてきたのかね? 全部アメリカの借金か? ちなみに、もっとも笑えるのは
タイが、ドイツよりフランスよりイギリスよりオランダより上という恐ろしい事実だ。パッツンパッツンの女子大生が天から降ってきたり、陰毛を金色に染めてノーパンの女子高生がマンコ丸出しで転がっているようなタイが、欧州諸国よりカネを持ってるって、そら、どういう事だ? 責任者、出て来い!と叫びたくなるようなそんな数字なんだが。中国の外貨準備高というのも物凄い数字だ。稼いだカネを、国民の福祉なんぞにはまったく使わず、せっせとドルにして貯め込んでいるわけで、完全にアメリカの首根っこを握ったと言っても良い。まぁ、もちろんドルの保有高が即、国力というわけではないんだが、そこはホラ、カネがないのは首がないのも同じというわけでね。ユーロはドルから離れて独自の経済圏を作っているだろ、という話もあるんだが、それもまた、世界の経済プレイヤーの座を降りてしまったと言えなくもない。ユーロ圏だけで鎖国してるようなもんだな。

ところで、タイというのは例えば、ブロイラーの輸出とか、衣料品の輸出とかでは世界でも有数の国だ。もちろん、米の輸出でも世界一。日本は中国とのつきあいが多いのでタイの貿易はあまり目立たないんだが、国策もあって熱心にやっている。たとえばおいらの専門である衣料品だと、輸出品クオリティーというのがあって、国内向け製品より厳しく品質管理している。Tシャツなんぞも、タイの製品は中国製より丈夫で質が良い。バンコクのおいらの取引先には、フランス語圏のアフリカ人とか、インドネシア人とかフィリピン人とか日本人の経営者なんてのもいて、タイ人に交じってTシャツの製造に励んでいる。仕事がしやすいので世界中から商売人が集まって来るわけだ。タイ人は中国人と違ってフレンドリーで妙なプライドがないので外国人がオーナーでも平気だし、中国系住民も妙な中華思想を持ってないので付き合いやすい。本土を離れて中華思想を捨てた中国人というのは、けっこう悪くないよ。

posted by 伊藤園 at 21:01| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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