2008年07月18日

借金踏み倒し

アメリカ様がいよいよ借金、踏み倒しです。

日本が踏み倒されるだけでざっと数十兆円! 

凄いわw サブプライムローンの損失なんか目じゃない、あの10倍規模なんだが、というのも、今回はファニーメイとフレディーマック、つまりアメリカの住宅金融公庫だからね。ケタが違うし、そもそも「米国債に次ぐ信頼度」と言われてきた債券なので、誰もコレが踏み倒されるとは思わなかったわけだ。

なんせアメリカ政府の暗黙の保証付きだと言われていたわけで、アメリカが滅亡でもしない限り、コレが紙屑になる事はないと、誰もが信じていた。

ところが。米国政府は「国有化」は否定しているところから、つけは投資家へ、但し、懐柔策で、債務の株式化(Debt-Equity Swap)を使うのではとーー、あまりいい条件には見えないが、GSEの社債を大量に保有している日本はチョっとやばそうな気配がある、今や、ファニーメイとフレディーマックについては、「潰れるか潰れないか」ではなく、「どうやって潰すか」に焦点が移っている。

そのまま借金踏み倒して倒産させるわけに行かないので、借金を資本金に組入れという素晴らしいインチキで事を納めようという路線で動いているというのだ。

で、 どちらにしても、誰かがキズを負うのはもはや避けられない、

どんな形で決着がつくのか、しばし、見学だが、ドーも、海外投資家が割りを食うような雰囲気があるのは、考えすぎだろうか、(特に日本は今週報道のあった"農林中金、シティー関連証券5000億円購入"を見ても、一番先に嵌められそうな気がーー、)

結局、日本の金融機関やらなんやらが持っているファニーメイやフレディーマックの債券なんだが、支払われないまま「株式」という名の紙屑に化けてしまうのではないか、と心配してるわけだ。

ところで、おいらの考えでは、資本金が大きい会社というのはアヤシイと思うわけだ。もっとも堅実な会社というのは、60年くらい続いているのにいまだに資本金が1000万円の株式会社で、たとえばひと頃話題になった山本ゴム工業なんぞがそうだな。あの会社は元が回船問屋で、ずっと自前で商売やって黒字なので、資本金を増やさなくて良かったわけだ。

赤字を出す会社は、赤字を埋めるために資本金を増やさなきゃならない。借金は返済しなきゃならないが、資本金は返済しなくていい。なので、資本金が大きい会社というのは、「他人からカネ引き出して返さない会社」だと、おいらはそう判断します。

で、会社なんてモノは作るのは簡単だけど、潰すのはむずかしい。会社を作るカネを出してくれる人はいるけど、会社を潰すためにカネを出してくれる人はどこにもいない。

明日、破産宣告するヤツに弁護士代貸してくれるヤツもいないし、夜逃げの費用を出してくれるヤツもいない。潰すにもカネが要るし、潰すにも気力と体力が要る。その力がなくて、惰性で商売を続けている連中が世の中にはずいぶん多いんだが、アメリカ様も同じです。ちょっと規模がデカイけどw 

で、ない知恵を振り絞って出てきた結論というのが、またしても日本に迷惑かけて、借金「踏み倒す」というと聞こえが悪いので、「資本金にする」という結論になりそうだというんだが、まぁ、アレです、こういう場合、「約束違う。なので全額、即時、返済せよ」というのが、闇金の仁義というものなので、とっとと破産してください。
posted by 伊藤園 at 16:42| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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